一昨日から落ち込みの余り、本を貪るように読んでます。笑
その内の一冊をご紹介。

５年ぐらい前、高校からどの学校に進学するか悩んでいる時、
ある学校の近くの本屋さんで見つけたのがこの本。
当時、歴史ミステリー小説の『ダ＝ヴィンチ＝コード』と『天使と悪魔』を立て続けに読み、
すっかりイタリア（キリスト教？）の歴史の魅力に取り付かれてしまった私。
これを見た瞬間、ビビッと何かを感じ、思わず表紙買いしてしまいました。（漫画じゃあるまいし）
そして昼メロちっくな話と、主人公と画家のピュアで切ない話のギャップに、
昼メロ好きじゃないにも関わらずキュンときてしまったのも良い思い出です。笑

当時はただ単に、主人公と画家をいかに幸せに出来るか考えたものですが、
今の私が読んだら、いかに切ない話に仕上げるかに論点を置いて読んでいました。
社会の荒波に揉まれる前に腐ってる……。
また、文中にハーレクインなどのロマンス風な表現が使われていて、
当時の私には理解出来ない表現もありましたが、今ではこういうことだったのか、と感心。
こんな成長……いらないんだぜ……。笑

最後はハッピーエンドで終わっているか怪しい部分もありますが、
私としては「お嬢様は王子様と結婚して末永く暮らしましたーちゃんちゃん！」と言うのに
飽きてきた頃だったので、好きな終わり方になっていると思いました。

的を得た感想が欲しい方は、上のamazonのリンク内にあるレビューに
素敵な感想がありますので、そちらをご覧になるといいと思います。
私から言えることは、昼メロちっく＋BLが苦手じゃない方にオススメします。笑
文中にBLが出てきた時はビックリした……。笑